きっかけは、鹿島茂氏の「フランス絵本の世界」青幻舎を偶然本屋で見つけた事でした。
買おうか迷って調べたら、今東京で展示会を開催中だと知る。場所は東京都庭園美術館。おまけに、「旧朝香宮邸物語」として建物公開中につき写真撮影ほぼ自由らしい。
行くしかないではないか・・・・!
こうして日帰り東京一ヶ所だけ観光旅行が決まったのです。
5月にしては暑い平日の午後でしたが・・・予想どおり来訪者も多くなかなか広く撮影することは難しい。
しかし、一瞬静かな空間に入ると、その静寂な美しさに時と場所を忘れてしまいました。
1933年に朝香宮邸として建てられた、アール・デコ様式の建物を美術館の本館としています。
戦後は政治や外交の場所として歴史も刻み、その重みも加わって建物自体が貴重な芸術作品のようです。
Parisへの憧れ、上流社会の緊張、日々を愛する人たちの息遣いが聴こえてきそうです。
アンテイーク、タイル、扉、窓・・・好きなモチーフばかり。
アール・デコの世界にひたすら浸る・・・
屋上テラスのウインター・ガーデン。冬は植物などを置いて楽しんだそうです。
さて、新しく建てられた新館に移動。こちらで「フランス絵本の世界」が展示されていて、可愛いレトロなイラストを堪能しました。素敵な絵葉書もショップでゲット♫
新館内のカフェ庭園で遅めのランチ。
サーモンとアボガドのサンドとアイス・カフェオーレ。
贅沢で幸運なひとときをしっかりと味わう。
帰りの時間が近づき、残りの時間は庭園美術館としての魅力を楽しむことに。
と・・日本庭園に足をのばしてみると・・・。
都会の中とは思えない・・・モネも喜びそう!?
庭園だけの入場料は安く設定していて、家族連れがゆったりとした時間を過ごしてました。
切なくなるような素敵な時間にさようならして・・・。
今回の展示 「フランス絵本の世界」
「旧朝香宮邸物語」は2018年6月12日まで。
コメントをお書きください