Akihiro Kimura ・ Masaru Kurose ・ Yoshiyuki Nonaka
今回は、関西在住の男性作家三人展となりました。
魔法のような色使いの現代アートを展示されている黒瀬剋さんは、美術館なども手がけるデザイナーでもあります。
キャンバスの額の内側を透明に見立てたビニールに描くアートと、パズルのような不思議な作品は海外での人気も高く、現在はサンフランシスコでの活動が中心のようです。
洋画家の野中美行さんは、日洋会展やラ・イン展でも長くご活躍の作家さんです。
デッラ・パーチェで開催されている「手ぶらで参加できる絵画教室」の講師でもあり、そのお人柄と確かな指導力で多くの生徒さんに慕われています。
また、写真の腕前も素晴らしく感性豊かな才人です。
フランスやイタリアの情景が、懐かしさと憧れへと誘います。
郷愁と憧憬に満ちた応接間に時を忘れます。
もっと遠い時間の旅にも出会えます。
それは、まだ星や月や動物たちがお話していた頃のお話。
陶芸家の木村彰弘さんは、台湾の長栄大学陶芸科の講師をされていた経歴のある作家さんです。
ご自身の好きな遺跡や考古学的な興味を元に、豊かな発想とユーモアでくるんで、さりげにころがしてくれてます。